ヒゲの隊長こと
自民党・佐藤正久議員がツイッターにて明らかにした件。生活の党と山本太郎となかまたち(←冗談で書いているわけではなく政党名です)の山本太郎議員が「ISILによる邦人へのテロ行為への非難決議採決」を取る際に議場を退場して棄権したというのだ。「邦人を誘拐し殺害したテロ組織への非難」について反対する日本の国会議員がいるということだ。これには日本人だけではなくISILの殺人犯たちも意外に思うことだろう。まさかの棄権だ。いったいこの決議案を棄権という姿勢を持って反対する意味がどこにあるというのか?
一説には議場での会派名の読み上げを省略されたことにより怒った山本議員が退席したという話もあるが、その程度のことでISILという残虐非道なテロ組織による邦人殺害への抗議を取り止める国会議員がいるとは考え難い。考え難いのだが・・・・が・・・・山本太郎という男ならば有り得なくもないなと思わせるところがこの一応は国会議員である男の器量ということだろう。
山本議員はこの棄権理由を明確に説明する責任がある。なぜならこの議員退席・棄権という事実が更にISILを調子づかせるからだ。山本議員の取った行動はまさに日本、そして世界の敵を利する行為、利敵行為そのものだ。こういうテロ組織への抗議となる決議案が一見すると満場一致に見えるものの実は反対議員がいたという驚くべき現実は日本にとって百害あって一利なし。なんとこの日本では日本人がテロ組織に殺害されたことへのテロ組織への抗議すらも国会で一枚岩にならないのだ。つまりテロ組織側の国会議員がいると国内のみならず世界中に発信してしまっているようなものだ。ああ、恥ずかしい!!!
思えばこの山本太郎議員は天皇陛下に接近して手紙を直接渡したことがある。今思えば邦人殺害についてさえもテロ組織への非難を是としない人物があそこまで天皇陛下に接近できたことが恐ろしい。日本のテロ対策はまだまだ至らない点ばかりだ。本来ならばあの時は、山本太郎なる要注意人物が陛下に何かを渡す姿勢を見せた時点で警護担当者たちが山本太郎を制止、できればタックルでもして陛下からなるべく遠ざけるべきだった。あんな至近距離まで要注意人物が陛下に近づけるなんてことでは、銃や爆弾だけではなく、刃物や液体(劇物)など接近しないと使えない凶器でのテロでさえ易々と決行できてしまう。当ブログでは安倍総理の警備体制の甘さも度々懸念している。国会議員だからといってテロ思想がないとは言い切れない現状だ。国内でのテロ対策の抜本的な見直しが早急に必要だ。
この山本太郎なる国会議員についてはつい最近もNHKへの理不尽な抗議に乗り込んだりと、とかく常識の範疇で自分を自制できないことが明白だ。つまりカッとなったら何をするのか分からない危険人物なのだ。NHK側からすればいくら抗議されても少数議席政党の願いを全て叶えるわけにもいかない、いわば抗議されてもどうにもならないことであるというのに、この山本議員は常識で考えれば業務妨害にあたることも平気でやってのける。大人になれば当たり前に分からなくてはいけないはずの「無理は通らない」ということをこの山本議員はまったく理解できていないようなのだ。
こういう人物へ投票して今更になって後悔している東京の有権者たちの猛省を期す。投票すれば良いってものじゃない。考えてから投票だ。こんな当たり前のことが通じないアホバカマヌケ有権者たちが生んだモンスター議員が遂にはISIL側に立って国政をかき乱している。
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