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ミャンマーのヤンゴン国際空港で12日夜、ソウル行きの大韓航空の旅客機(乗客乗員約140人)が駐機していた別の旅客機に接触しながら、そのまま離陸する事故があった。地元警察当局が14日明らかにした。接触に気付かなかったパイロットは、管制官の指摘を受けて空港に引き返した。けが人はなかっ た。
AP通信によると、大韓航空は、他機に気付かなかったのは空港が暗かったためだとしている。大韓航空は昨年12月には米ニューヨーク の空港で離陸直前の同社機が、ナッツの出し方が規定と異なると激怒した前副社長により搭乗口まで戻される「ナッツ・リターン」と呼ばれる事件も起こしてい る。
大韓航空機の機体はエアバスA330で、離陸のため滑走路に移動する際にバンコク・エアウェイズのプロペラ機ATR72に接触したという。大韓航空機の左翼先端と、バンコク・エアウェイズ機の尾翼部分がそれぞれ損傷した。両機は運航を取りやめた。(共同)
ソース元: 産経ニュース
ナッツリターンよりもこっちの方が怖い。エアバスA330が機体の主翼に接触があったというのにそれに気がつかないパイロットの鈍感さが恐ろしい。主翼に深刻なダメージがあった場合、そのまま墜落事故だ。そのまま飛び立ってしまったということで、現時点ではパイロットの故意ではないということになっているがこの事件は大量殺人未遂ではないだろうか?
大韓航空に限らず韓国企業の杜撰さ、倫理を含めたシステムの破綻がとかく話題になっている。問題を発生させるべく構築されてきたかのような企業のシステムがもうとっくに抑えの効く限界を超えているのだろう。旅客機が滑走路に進入するところで接触事故を起こしているというのにそのまま飛び立つなんてまるでテロだ。どんな些細な損傷でも旅客機にとっては深刻なことであるなんてことは子供でも知っている。管制官も離陸する旅客機を見て肝を冷やしたことだろう。起こり得ない事故が起きる、そんなイメージが韓国企業にはある。
今回この普段は余り取り上げないような事故、しかも死傷者が出ているような大事故ではないニュースを当ブログで取り上げたことには理由がある。産経も記事タイトルにそう書いているが「当て逃げ」という可能性を感じたからだ。実は機長は接触に気がついていたのではないか?という疑念がどうしても浮かんだ。ナッツリターン問題で大揺れに揺れている大韓航空であるので、社内での締め付けやプレッシャーも相当なことになっているのだろう。機長が空港内で接触事故を起こして運航に支障きたすなんて事態は当然マスコミは食いつく上に更に大韓航空の企業イメージは下降する。機長はそういうことを一瞬で想像したのではないだろうか?軽い接触だと勝手にタカを括って無かったことにする為にも意地でも離陸しようとしたのではないだろうか?ところが管制官から指摘され、それが通信記録に残ったものだから渋々空港に引き返したのではないだろうか?あくまでも当ブログの想像でしかないが、機体の接触、しかも主翼の接触にまったく気がつかないパイロットがいるということよりも、前述の機長がしらばっくれようとした可能性のほうがよほど現実味を感じる。
あくまでも当ブログの想像でしかないが、産経の記事タイトルの「当て逃げ」が故意であった可能性は無いとは言い切れない。もし本当に「当て逃げ」だったのだとしたら、大韓航空には恐るべき倫理観を持った機長が存在することになる。