You wanna 酔わない ヘビッシュ♪ 梅酒の味のソーダ♪ わたしのためのソーダ♪
そりゃ、ウメッシュだ!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
どこの誰がやったのかは知らないが東南アジアで捕獲したライギョたちに遺伝子操作を行い巨大化&水陸両用化。その改造ライジョたちが輸送中にルイジアナ州の湿地帯に逃げ出して沼はもう大騒ぎさ。
そんな生物兵器と化したヘビッシュと卵たくさんを運ぶ輸送車がUPS(アメリカ最大規模の宅配業者)のロゴを消しただけの中古の配送車であることは見なかったことにする。細かいことを気にしていてはこういう作品鑑賞は先に進めない。輸送車のなんとも頼りないドライバーたちはお約束としてすぐにヘビッシュの餌食に。その後の処理班もヘビッシュの犠牲に。なんとなく自分からヘビッシュに喰われに行っている気がしなくもなかったが気のせいだろう。
冒頭で舞台となる湿地帯に建てられている家屋でブードゥーの儀式らしきニワトリを生贄にした儀式の映像が流れる。ニワトリになんてことすんだ!と憤ったが、なんでもそれはその湿地帯にかけられた呪いを鎮めるための儀式だったらしい。その呪いはその湿地帯でお亡くなりになったマーガリートお婆さんによるものらしく、そのマーガリートさんのお孫さんが長年に渡って湿地帯の呪いを抑えていたとのこと。
こんな感じで銃でバンバン撃たれても人を襲いまくるヘビッシュ。遺伝子操作の結果でこうなってしまったのか、それともマーガリートの呪いでこうなってしまったのかは最後まで判然としない。
で、ヘビッシュ被害の拡大を防ぐためにはどうすれば良いのか、それをマーガリートさんのお孫さんが説明してくれる。
広大な湿地帯の中心に封印されているというマーガリートさんの心臓を見つけて砕けだってさ。困ったものだ。ヘビッシュを大人しくさせるにはいくつかの問題があるようだ。
先ず、広大な湿地帯の真ん中の座標を探り出し・・・・
そこに沈んでいるという呪いババァの心臓をサルベージして・・・・
その心臓を粉砕しろって・・・・
できるか!そんなキモいこと!!! (ノ`Д´)ノ彡┻━┻
でも皆さんご安心を。このムチャぶりをしたマーガリートの孫はヘビッシュが美味しくいただきました♪
お婆ちゃん、自分の呪いのせいで人生を捧げて湿地帯の平和を守ってきた孫が猛獣の餌食になってしまって良かったんだろうか?
お孫さんには気の毒だったがひとつだけ良いことがあった。この後、マーガリートの呪い云々の話は一切出てこなくなる。いったい呪いの話はなんだったんだろうか・・・・。
ヘビッシュ軍団の猛攻に遂にルイジアナ州軍は決断する。
空爆だ。
ちょっと待てい!!!
なんで州軍が空爆できるほどの航空戦力を保有しているのか!?これにはオバマ大統領もビックリだろう。
作品中に登場する空軍はどう見ても航空ショーのアクロバット飛行隊(しかもフィルムが劣化した古い映像)なのは、はは~ん、さてはヘビッシュ製作委員会はアメリカ軍に協力を断られたな!まぁ、米政府としては賢明な判断だろう。
大統領を通さずに民間人が残る湿地帯をためらいなく空爆するアクロバット飛行隊。湿地帯は火の海と化す。マーガリートの心臓も燃えたんだろうかと登場人物たちのただの一人も気にしていないことを心配してしまった自分もある意味ヘビッシュの被害者だ。
←コイツがヘビッシュみんなの母親にあたるママヘビッシュ。いわゆるラスボスだ。空爆を逃れて主人公一行(←誰が主人公だったのか確信が持てないが・・・・)に襲いかかる。
モンスター・パニック映画にありがちな「なかなか死なないラスボス」に抵抗があったのか、あっさりと数秒で退治されていた。実は素直な良いお母さんだったのかもしれない。
ヘビッシュ、もといウメッシュを飲んで寝よ。
[10回]
PR