国会での質疑応答で内閣総理大臣が「何を言っておられるのかよく分からない」と困ってしまった。これには安倍総理に同情する。本当に何度理解しようと努力しても、その質問者が結局何を言いたいのか解らないのだ。総理に質問した議員はあの民主党の田中直紀議員だ。防衛相のときにこの議員の資質が明らかにはなった。良く言えばのんびりしているということなのだろうが、議員ましてや防衛相としては歩く不安要素と化していた。議員生活も結構長い同議員ではあるが議員としての実績がいまいち思いつかない。「食堂でコーヒー」と結婚相手の印象が強すぎるからだろうか?
「何を言っているか分からない」と安倍首相 田中直紀氏の“質問”に苦言(Yahoo!ニュース 産経新聞)
「何を言っておられるのかよく分からない」
安倍晋三首相が18日の参院予算委員会で、民主党の田中直紀元防衛相の質問内容に思わず苦言を呈す場面があった。
田中氏は過去の週刊誌報道に基づく首相の「脱税疑惑」を取り上げた。実は、昨年11月の参院予算委で社民党の吉田忠智党首も「時効だが…」と追及、首相が「『時効』とはまるで犯罪者扱いだ。全くの捏造(ねつぞう)だ」などと反論していた。
これに対し田中氏は「捏造ではない」と“断定”。さらに「5W1H」のない質問を繰り返し、首相をイライラさせた。
ソース元で指摘されているように「5W1H」の無い質問は本当にアタマが悪い行為だ。質問される方の身になってみろってことだ。議員が総理大臣に対して「結局、何が言いたいの?」という質問を国会で行うことは日本国の時間の無駄だ。もっとストレートに言ってしまえば、日本の首相はアホを相手にしている暇はないのだ。
質問者が質問の趣旨ならびにその質問に関連する出来事を時系列で把握していないことには質問された側が何を答えれば良いのか分かるはずもない。田中議員はそれをやってしまっているのだから、「何を言っておられるのかよく分からない」は首相が随分と優しく諌めている。こんな無駄なやり取りが国会の場で行われること自体が日本の国益を損なっている。国会で国政とはまったく関係の無い時間を作った議員は懲罰対象にするべきだ。なんの罰則規定もないからこそ、何が質問したいのか分かっていないアホ議員たちが調子に乗って首相に気軽に質問を重ねている。予算、外交、福島の除染問題など議論するべきことは山ほどあるというのに毎度毎度国会では野党議員がくだらない質問を首相や閣僚に投げてはなんの建設的な議論にも導かないまま投げっぱなし状態だ。国会停滞を議員たちが引き起こしているのだから笑えない状況だ。国会での連日の質問が馬鹿馬鹿し過ぎて、これも国政へのテロのひとつなのではないかと感じる次第だ。
アホな質問をして国会を迷走させた議員には懲罰を。これを切に願う。
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