ミジンコのデザイン会社のカフェテラスにマシュマロの包み多数を置いておいた。「ホワイトデーのお返しです。バレンタインデーに代表に
義理チョコという名の100円以下の駄菓子をくれた皆様、ご自由にお取りください。」というメッセージとともにだ。
一応言っておくと、お金がかかっていそうな義理チョコをくれたスタッフにはちゃんとブランド物のハンカチ各種をお返しに渡している。毎年同じもの(ハンカチ)ですまんこってす(-_-;)
そんなハンカチを渡すには余りにもフェアトレードとは真逆の義理チョコ、もっと言えばチョコですらない「酢イカ1本」やチョコといえばチョコなのかもしれないが「ブラックサンダー1個」や「セブンイレブンのあんまん1個」をバレンタインデーの贈り物としてくださった女子ーズたちにまでハンカチではおじさんの財布はもたないのである。というわけでマシュマロ。配るのは面倒だったので無料配布形式。
マシュマロの小包みは50個ほど用意した。明らかに貰った駄菓子の数より多い。それでも1日で全て無くなった。それも想定内だ。ガッツさんのデスクにはマシュマロ多数。・・・・・ん?おい、ガッツ、おめぇ、俺に何もくれてねーじゃん!といったツッコミを入れたら「バレたか!」と言ってガッツさん、マシュマロをパクパクと頬張り始めた。別にマシュマロを取りはしないというのに、さすがガッツさん、行動が野生動物だ。
更に不在の後輩たちのデスクの上に置きっぱなしのマシュマロもパクっていくガッツさんを目撃した。確かに忍の世界は弱肉強食、デスクに餌を置きっぱなしにした後輩たちの油断も問題だった。更に問題なのはウチの会社は忍者集団ではないことだ。
ガッツさんがマシュマロ大好きだということが判明したので剥き出しのマシュマロを数個、ガッツさんのジャンパーの両側のポケットに入れておいてあげた。スタジャンのポケットに両手をつっこむガッツさんの習性を利用したトラップだ。どうせ明日、真っ先に疑われるのは自分なので先にここに書いておく。ああ、犯人は俺だ。
いじょ!
[12回]
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