「どげんかせんといかんですよ。」と東国原宮崎県知事は選挙中にずっと叫び続けて当選に至った。好きか嫌いかで言ってしまうとミジンコは東国原知事は嫌いなのだけれど「どげんかせんといかん」という気持ち自体に嘘は無かったと見ている。ずっと苦しい経済状況の宮崎県出身者ならばそう思うことが自然だったのだろう。
人はあまりに酷い現状を見て「なんとかしなくちゃならない!」と思う生き物なのだ。
ミジンコも自分が望んで携わっている支援活動については絶望的な状況を必ずや打破するという信念を持って望んでいる。貧困・紛争地帯だった地域を先進国レベルにまで引き上げるのは容易なことではないができないことでもない。10年前のアフリカと今のアフリカ、まぁ、アフリカと言っても広いわけなのだが、本当にこの10年での発展度は目覚ましい。
子供が死ぬのが当たり前だった地域に病院どころか学校まで建設された場所もある。絶望をしないことがこんなにもあとで大きなご褒美になるとタイムマシンで過去の自分に教えたいくらいだ。
村を焼き、人を殺す軍司令官たちは次々と逮捕され、言葉通りに「野たれ死んだ」者たちも多い。こちらはまだ息をしている。死んだ奴等にも遠慮する気持ちはない。まさにザマアミロだ。自分たちが滅茶苦茶にした世界と殺した人々に謝る気持ちすらないであろう奴等が死んだところで知ったことではない。ましてやこちらの死を望んでいた連中が先に死んだところで「勝った」くらいにしか思わない。
長い道のりでも、「やってできないことはない」ということを復興しつつある場所が教えてくれる。体はボロボロになるが復興に携わることは自分の人生を価値あるものしてくれる。
本来はやりたい事業だけやっていればラクなんではないかと思うときもあるのだが、世の中が便利になったり、豊かになったりする光景を見て、ちょっとは自分が役に立ったと思うことはある種の快感。結局、人は世の中の役に立ちたい、そんな本能があるのだろう。
今日の午後は笑みが止まらなかった。東京第5検察審査会が小沢一郎に対して不起訴不当としたからだ。しかも審査会の11名全会一致での決定だったとのこと。
日本はまだまだ大丈夫だ。
小沢一郎、そして鳩山政権、民主党、もう我慢がならない。日本をこんな連中に任せていたら次の総選挙まで日本がもたない。
今この時にも日本をどうにかしないとと各自が心して、もう民主党のような組織の嘘や言い訳が通る世の中ではないと毅然と抗するときだ。ここまで民主党政権にコケにされた日本人だが、今日の検察審査会の満場一致での「小沢一郎は起訴するべき人間だ」との判断を受けて奮い立つ、それが日本人ってものだ。皆さん、そうですよね?
真面目に頑張っている人々が報われて、悪党とそれにたかる怠け者たちに血税が奪われない世界、それこそが次に作るべき日本だ。ストレートにいえば、ズルい奴等がのさばる日本にはウンザリ。
そりゃあ、日本が嫌いで、国からの保護をアテにして生きようとする寄生虫のような人々には住み難い日本になるだろう。さて、それのどこが悪いのか?
断言しよう。日本が10年先にも残っていれば、今の民主党政権も小沢独裁も「あれは日本の悪夢だった」と語られるようになるだろう。
日本が日本のまま残っていればだ。今この時から日本人が断固たる態度で、売国政策を許さないとし、日本は日本人のものだという当たり前の主張を政権に突きつけることが大事だ。その気概こそが日本が日本人のために復興していく第一歩だ。自国の復興に携われる今の日本人は死ぬ前に「俺は私はやったぞ!」と誇れる機会を得たわけだ。その点だけは良かったかもしれない。
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