ミジンコは昨夏の解散総選挙前のニュース番組/ワイドショーを視聴しては歯ぎしりしていた。日本のニュース番組の低俗さは重々承知していた。司会者やコメンテイターの知識不足、分析力の無さにも慣れているので今更歯ぎしりするほどの怒りは湧かなかった。
歯ぎしりした理由は酒井法子についてのウンザリするほどの報道だ。
正直、麻薬中毒になった馬鹿がどうなろうと知ったこっちゃ無かった。麻薬で儲ける組織と相対している身のミジンコがジャンキーをどういう目で見ているのか、このブログの訪問者の方々ならご存知だろう。そう麻薬やる奴等は犯罪組織・テロ組織への資金提供者だ。つまりミジンコの直接的な敵ということだ。
そんな酒井法子が逃亡まで図ったものだから報道は酒井法子一色に。あの時にもっと国民が知るべきことがあったのに!
民主党の実態だ!
民主党が外国人参政権を推進する組織であることも、数々の民主党の売国政策も、子ども手当てのいい加減な制度設計も、できっこなかった高速道路無料化(結局値上げになった!)も、もっともっとあの8月に語られるべきだった。
そういうことに触れたがらなかったマスコミへの違和感も酒井法子のせいで随分と希釈された感がある。民主党にベッタリのマスコミにとっては都合の良い状況だったろう。民主党の都合の悪いことには自然に触れないで、ほとんどの国民にはどうでもいいような芸能人の犯罪を全面に押し出せばそれで放送の尺や紙面が埋まったのだから。
そして昨日からアタマにくることがある。
沢尻エリカが離婚しようがどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーでもいい!!!!!
高城なんて男はミジンコは20年前から「見たくもない男」だ。(今回は脱線し過ぎるので避けるがミジンコがいたゲーム業界で高城という男がいかに慇懃無礼で口だけの男だったのか、語り始めたらキリがないほど。)
小沢一郎が検察審査会によって「起訴相当」になったのだ。国民の代表からなる審査会の11名が全会一致で「起訴すべき!」と判断したわけだ。こんな大きなニュースは無いはずだ。しかも、そんな小沢一郎は今もって政権政党である民主党の幹事長なのだ。日本の異常事態だ。
その大ニュースを差し置いて沢尻エリカの離婚報道を優先して流しているニュース番組さえある。テレビ局は日本の今後を憂いていないのか!馬鹿テレビ局どもが!
沢尻が離婚しようがしまいがそんなこと国民の将来に関係あるか!そんなことよりも小沢一郎だろう!
民主党を援護するかのごとき騒動を起こすアホ芸能人たちにも怒りはある。酒井法子も沢尻エリカも“目立ちたくないフリをしながらも忘れられないように”出てくんなっ!とは思う。
が、結局のところ、なにを報道するのかを決めるのはテレビ局などのマスコミだ。日本のマスコミの倫理観は地に堕ちているということだ。
日本にとって重要な事柄に煙幕を張りウヤムヤにするために、どーでもいい芸能ネタを前面に出してくるマスコミ、卑怯にもほどがある。
日本のマスコミが徹底的に日本人を馬鹿にしているとも言える。そんな誤魔化しが今までは通じたし、今後も通じると思っているのが今の日本のマスコミだ。マスコミは日本人から愛想を尽かされて経営難に陥っていてもひたすら視聴者/読者を小馬鹿にしたようなニュース・コンテンツを垂れ流す。日本人はそんな救いようのないマスコミに付き合って一緒に心中するわけにはいかない。
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