W杯アメリカ大会の予選。オランダ代表が子供のときから大好きだったミジンコ、アメリカ人がほとんど注目していなかったW杯。しかも日本は惜しくも出場ならずといった状況だったが、オランダが出ていれば満足だった。そのときの代表では叶わなかったが、ACミランのオランダトリオ(フリット、ライカールト、ファン・バステン)が本当に好きで好きで周囲に興奮して話してはみたのだが、アメリカ人はサッカーをほとんど観ていなかった・・・・。
なんとW杯予選ブロックの視聴率は0.7%前後だったと記憶している。チャンネル数が多いので5%でも高視聴率なアメリカだったけれど、オリンピックなどに比べてW杯へはあまりにも人々の関心が薄かった。スーパーボウルは脅威の瞬間視聴率50%を記録したりするスポーツ観戦大好きな国なのに。
ニューヨークに関していえば、イタリア系やアイルランド系アメリカ人が母国が強いしお爺ちゃんが観るからってな理由で観ていた程度。アメリカの体育の授業でもサッカーが最もポピュラーな球技らしいのだが、観戦となるとアメフト、バスケ、野球、アイスホッケーの4大スポーツが圧倒的な人気だった。後はゴルフやテニスが身近なスポーツなのだと思う。
なんというかサッカーは「ナイ!」らしい、アメリカでは。
さて、そのW杯予選ブロックでの「オランダ vs サウジアラビア」、いや~、まさにコントのような展開だった。
サッカーに詳しい方々ならお解かりだろう。当時も今も常に世界ランキング上位のオランダとサウジアラビアでは実力に大きな開きがあった。オランダとサウジでは、選手一人一人の実力差が戦術ではカバーし切れないほどだったのだ。
さて、なぜコントと言ったかというと、別に弱いチームを馬鹿にしたつもりはない。実力差のある試合はW杯ですらままあること。点差が3点開いても名試合はある。
問題はサウジの作戦だったのだ。ミジンコはあれを「アイタタタ作戦」いやもっと具体的に表現すれば「折れたーーー!!!作戦」と名付けたい。
なんのフィジカルな接触もないのに次々とフィールドで足を押さえてもがき苦しむサウジの選手たち、まるでローテーションのように次から次へと選手が負傷を訴えたのだ。その間にも時計は進む。主審はそんなに簡単には時計は止めない。
オランダの選手たちのモチベーションも下がりまくっているのが見て取れた。なにしろ5分とおかずにサウジの誰かが足を抱えてジタバタするのだ。そのたびに担架で運ばれてはすぐに“走って”フィールドに戻ってきていたが・・・・・。
まるで足が折れたかのごとく暴れ狂ったり、倒れ込んでピクリともしなかった選手が、早く戻らないとディフェンスに困るので猛ダッシュで試合復帰。まさにコントの世界だった。
サウジは「0-0」の同点狙いだったのだろう。オランダから得点が望めない以上、勝ち点3ではなく、同点の1を狙ったのだと思う。
それも作戦と言われればそれまでだが、サッカーを観ている気にはなれなかった。
実はそのときの試合結果をミジンコは覚えていない。最後まで観ていたのかどうかも覚えていないのだ。なんというかサッカーもオランダ代表も馬鹿にされているみたいで観ていられなかったというのが本当のところ。
サウジ代表にも実は同情している。あの茶番は監督の指示だったのは明らかだからだ。本当は全力でオランダとぶつかりたかった選手もいただろうに、サッカー選手の夢の舞台であんな慣れない演技を何度もさせられてかわいそうに。
つい最近、国会で倒れた女性議員がいたとか。
小沢ガールズ名誉の負傷? 三宅議員が車いすで国会に(msn 産経ニュース)
なんと!車イスに乗るほどの重傷!だいじょーぶか、三宅議員!
いやー、心配だ(超棒読み)
サウジ代表を日本の国会で思い出すとは。
ソース元の産経の記事、
顔アップの写真に添えた文には「床にぶつけた顔の被害はなく」とある。ちょっと笑った。しかし写真を見る限りでは・・・・・(訴えられるとめんどくせぇので略)
国会が馬鹿の博覧会と化している。国会議員たちは国民が怒り狂わないとでも勘違いしているようだ。いい加減にパフォーマンスばかりに執着しないで国を良くしようとしろ!
追記: YouTubeに転倒シーンがUPされていた。
この動画を見るまで1mmくらいは民主党議員たちが言う「突き飛ばされた」の可能性も考え、そこには言及し
ないでいた。突き飛ばされたという状況とはかけ離れている。こうやって動画が証拠として残っているわけなのだが、それでも民主党は茶番を続けるのだろうか?
車椅子についてはミジンコは深い思い入れがあるので別記事で触れたい。こういうことに使われるのは車椅子も無念だろうに。
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