昨日から今日にかけての日本のテレビニュースではどのチャンネルでも韓国大統領選挙についてのパワープレイ。この日本でも日曜日に日本の次の首相が決まり、政権与党も決まったばかりで伝えるべき国内の政治ニュースは山ほどあったはずなのだが、なんでか韓国大統領戦の方がトップニュース扱い。与党・セヌリ党のパク・クネ氏の当選が確実となるや速報まで流していた。恐るべきはNHKまでもが韓国大統領戦の特集。韓国と北朝鮮が軍事衝突といったニュースならば日本にとっても大きなニュースであろうが、韓国の大統領選挙の途中経過や開票結果がそこまで日本にとっての重大ニュースなのだろうか?
韓国は経済的には日本が重要視すべきほどの相手国でもない。これが現実だ。韓国との貿易の取引高は日本にとっては誤差の範囲に収まってしまうほど少ない。そして日本人の誰もがウンザリしている反日教育ならびに反日デモなどの無礼千万な振る舞いの数々だ。できれば韓国のことについては見聞きしたくないという日本人はこの数年で膨大な数に増えた。ミジンコもその一人だ。以前は別に「嫌いでも好きでもない」といった程度の印象しか無かった国が今は「見たくない」に変わった。そりゃあれだけ言われなき反日活動をされて、大統領という立場にある小心者に天皇陛下を侮辱されて、ウンザリするくらい酷い容姿とパフォーマンスのK-POPとやらをゴリ押しされればいやでも嫌悪感が募る。例えるならばキライな食べ物をお隣さんが食していたところでまったく気にはならないが、そのキライな食べ物を無理矢理に口につっこまれ続けたら堪らないということだ。
外交的にも貿易相手国としても重要な国は他に山ほどある。例えば中国では選挙が無いわけなのだが、それでもつい先日、実質的な中国共産党のナンバーワンに習近平がなったと中国内外に知らされたわけなのだが、ニュースにはなったものの特集まで組んでのことではなかった。速報でそんなニュースが流されただろうか?アメリカ大統領が決まった日もつい先日のことだったがニュースにはなったものの、日本の各ニュース番組が特集まで組んだだろうか?そんな番組はついぞ見たことが無い。そもそも安倍総裁が次の内閣総理大臣は内定しているわけなのだがマスコミの取り上げ方は非常に淡白なものに感じる。取り上げたからといって「防衛軍が戦争をしないか不安」だとかそんな途方もない論理飛躍で安倍叩きに終始している番組すらある。次の総理についての特集ではなく、次の総理はこんなに心配なんてテーマばかりでアホらしいので、自分はまたテレビをつけない日々に戻ることにしたほどだ。
イギリスの首相が決まったときに日本のテレビは速報や特集でギッシリになっただろうか?ドイツのときは?友好的な大国インドの政治情勢なんて日本のテレビは流したことがあるだろうか?なぜ韓国の場合だとここまでのヘビロテになるのだろうか?まるで日本のテレビをつけても韓国のテレビを見ているかのようだ。
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