今年、ホリフィールドさんが日本人女性と結婚した。おめぇ、いつの間に離婚していたんだよう!とはつっこまない優しい俺様。ミジンコはちょうどアフリカにいたときでホリフィールドさんの結婚式に出席していなかったので奥さんとお会いしたのは今週末が初めてだった。ささやかながらお祝いだけは渡していて身内だけの披露宴で配ったという記念の品をミジンコの分もご用意いただいておりそれらの品々は有難くいただいていた。結婚式などの写真ではホリフィールドさんの奥さん(ホリ奥さん)を拝見していたのでなんとなくの雰囲気は分かっていたが写真よりも実物の方が遥かに美人ということで日本人として海外に貴重な日本人女性を持って行かれた落とし前はつけねばならなかった。日本男児全員の怒りを込めてホリフィールドさんにローキック。意味も分からずローキックをされたホリフィールドさん、まるで野生の危険動物を見るかのような目でミジンコを見ていた。ホリ奥さんを含めて周囲の人々は全員、ミジンコが奥さんを見てからのローなので理解していた。
披露宴2回目ということでジムの仲間たちと焼肉屋に。ミジンコの奢りだと言ったらホリフィールドさんがわざわざ電話で鬼サップのヤロウを呼ぶ始末。一番食うヤツ呼ぶなよう!(涙)
ホリ奥さんは、ミジンコはもっと恐い人だと思っていたら全然違ったと人生で3,000回くらい言われていることを言われた。どーしてなんだ!ミジンコは普段は超低姿勢で誰かに怒鳴ったりしたこともないし、勿論、暴力なんて振るったことはないのに!さっきのローキックだってホリフィールドさんのすねに猛毒のセアカゴケグモがとまっていたから彼の命を救っただけなのに・・・・。
ホリフィールドさん曰く、「予想がつかない獣。自分の日本人への考え方を根底から覆した人物。」なんだとホリ奥さんに吹き込んでいたらしい。それでも「自分の生活・収入の心配をしてくれて支えてくれている優しい獣。」とも言っていたらしい。結局、獣か!
よそ見をしているホリフィールドさんの腕に向かって焼き立ての上ミノをパス。あんなイージーパスを箸でキャッチするでもなくそのまま腕で受け止めるホリフィールドさん(新婚)。
「ハチュ!」と英語でも日本語でもよく分からない叫び声を上げるホリフィールドさん。そういうどっちつかずの対応では日米安保条約が揺らぎかねない。ホリ奥さんに「見た今の!?」「ヒドイ!バカ!オマエ、バカ!」とミジンコに向かって抗議声明を発表。奥さんに甘えるその姿にイラッとした。普段、銃弾を浴びても気がつかなさそうなのにミノが腕に当たったくらいで物凄いダメージをアピールする策士っぷり。さすが元プロの総合格闘家、痛いふりをする演技力はなかなかのものだ。
その間、鬼サップが遅れて参上して肉をせっせと焼いては周囲に配っていた。気配り屋さんか!
[16回]
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