今の日本では集団的自衛権を反対する人々が猛威を振るっている。街中でとんでもない大音響でデモを行い、官邸周辺でもドンチャン騒ぎ、焼身自殺未遂現場では誰も死んでいないのに献花がいくつもされ、日本語のおかしな反対運動まで展開される始末。
こういう独特な日本語の間違いに苦笑を禁じ得ない。なんだ結局のところ安倍政権の集団的自衛権容認を批判している集団ってのは日本人の為の日本を求めているわけではなく、他国が攻めやすい日本を望んでいるということだろう。それにしてもよくもここまで恥ずかしいチラシやポスターを作れるものだと呆れ果てる。とてもまともな大人の作ったものとは思えない低俗さと幼稚さを合わせ持つ異様なものだ。
野党だけではなく政権与党である自民党議員やOBたちからも集団的自衛権への批判は相次いでいる。そして冒頭から述べているように、なぜか国民や日本人とは自分たちを呼ばずにあくまでも市民であることに異様なこだわりを見せるデモ参加者たちがここのところまるで発狂状態だ。なんでも発狂という表現は放送禁止用語らしいのだがそういう言葉狩りを容認したとしても、デモの状態は発狂以外の適切な言葉が見当たらないほどだ。デモを近くで見て、その異常なまでのデモ参加者たちの興奮状態にはひいた。暴行容疑での逮捕者2名を出した特定秘密保護法案のときの国会前の大音響を伴う狂乱状態のデモにもひいたが、今回の官邸前などでのデモも主張していることがどんな内容であれ、聞く耳を持つ人々さえもドンびきさせるほどの狂乱状態はどうかしている。なにを叫んでいるのかも分からないほどの大音響並びに大興奮状態ではむしろこういう危険な人々が反対していること、もっと言えばこういう危険な人々が困ることなのだから、社会が平和に近づく良いことが進められているのだと思われても仕方がないことだ。主張の内容以前に先ずは他者に自分たちの言葉を聞いてもらうための節度というものがある。国会運営に支障をきたすような大音響デモや焼身自殺未遂現場を利用してのデモ宣伝などは言語道断だ。まともな大人のやることじゃない。
集団的自衛権を反対する人々が総じて言う言葉がある。まるで脅し文句のように日本が戦争に突入するかのように煽り、日本に徴兵制が復活するかのように大声で叫ぶのだ。大声で言えば現実になるわけではない。彼等は安倍政権がまるで軍事独裁政権のように例えるが、そんなことを言っている人々の誰も政府によって拘束も逮捕もされていないで毎日好きなだけ言論の自由を謳歌している。安倍政権が軍事政権とはまったく異なる平和的な政権である証明が日々の自分たちの自由なデモ運動によってなされているというのにデモ参加者たちはその現実からは目を背けて今日も荒唐無稽なことを叫ぶ。安倍総理への事実無根な誹謗中傷が言論の自由として許されるべきこととは思えないが、単に日本国の総理大臣は蚊トンボたちを相手にするほど暇ではないということだろう。
日本が戦争をするはずがないということを分かった上でそれでも集団的自衛権を反対する人々がいるということだ。つまりは日本が友好国、特にアメリカ合衆国からの信頼を損ねたほうがなんらかのメリットがある国に与する人々が反対しているということだ。現に中国と韓国は日本の集団的自衛権に反対している。それも猛烈な反対だ。日米同盟が強くなればなるほど自分たちの存在感が霞む国々が必死になっているということだ。国々とは言ったものの、いつものごとく、騒いでいるのは世界で中国と韓国の2国のみだ。日本と仲良くしたくて仕方がない北朝鮮ですら今回の日本の集団的自衛権容認は見なかったことにしたいようだ。なにしろ反対するもなにも世界中の主権国家が当たり前に持っている権利を日本がやっと行使しようという話なのだ。反対する方が無理がある。
日本人「日本が同盟軍の船に飛んでいくミサイルを落とせるときは落とせるようになったんだ。」
外国人「おい!今までそれができなかったのか!?」
↑中国と韓国がなんと騒ごうが世界の反応はこんなものだ。当たり前のことを当たり前にやろうとしているのになぜかデモ行進が起きているという摩訶不思議なことがこの日本では頻繁に起きる。しかもそのデモ行進を日本人が行っているのか?という問題まである始末。
反対派の思考がどうかしているのだ。集団的自衛権を政府が容認すると、なぜか日本が戦争に突入することになり、しかも徴兵制にまで至るというのだ。近代国家の戦争に於いて徴兵制なんぞは足枷にしかならない。今後の日本に徴兵制なんてあるわけがない。妄想での政権批判は左翼系活動家たちの恒例行事みたいなものだが少しは近代戦の基礎の基礎くらいは学んでから徴兵制を語るべきだ。そうすれば当ブログの管理人であり国内のどんな軍事評論家よりも軍事に精通している専門家が「徴兵制なんてあるわけがない」という理由をすぐに理解することができるはずだ。つまり徴兵制を持ち出して集団的自衛権を批判している者全てが近代戦の基礎の基礎も知らないで批判しているという無責任さということだ。そんな人々の言うことが信用できるだろうか?
集団的自衛権によって日本が危険に晒されるといったことは有り得ない。集団的自衛権を行為できない状態がこれ以上続けば日本が危険に晒されるということはある。つまり集団的自衛権を反対すればするほど日本は窮地に陥らせることができる、それが今までの日本だった。そんな日本のままで良いわけが無い。
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