台湾の報道では総じてこの逮捕された俳優を韓国人(韓国籍)だと報じている。ところが日本では通名(芸名)で伝えるのみ、被疑者の国籍には一切触れない。そもそも実名報道をしないということがおかしい。それでは通名を持っている方が過去の犯罪履歴を誤魔化しやすくなる。名前も国籍も旅券に記載されているものと違う場合、その人物が犯罪を犯して報道されたとしてもそれはまるでフィクションのようになってしまう。いい加減にこの長きに渡る国内報道での在日と総称される人物が犯罪被疑者となったときの実名報道を徹底するべきだ。報道なのだから国籍は正確なものを報じるべきであるというのに、台湾の報道では当たり前に行われていることがこの日本ではまったくおかしなことになっている。国内マスコミがわざわざ視聴者や読者に「伝えようとしていない」といった印象だ。
何度でも言いたい。今回のこの事件、国内の情報番組などでは、この現行犯逮捕された俳優が韓国籍であるということを敢えて伏せているように感じる非常に違和感のある報じ方だ。韓国の旅券を所有していた人物が空港で暴行容疑なのだ。台湾での報じ方の方がよほど自然だ。日本国内のマスコミのいびつさがここでも出た感がる。いつもの「報道しない自由」が発揮されているということだ。どこの世界でも犯罪が発生したときにはまずはその被疑者の国籍を伝えるものだ。その当たり前が国内報道では被疑者が韓国籍の場合はスルーされることが多々あるのはいったいどうしたことか?
さて、この俳優の容疑についてなのだが、まさに外で酒を飲んではいけない人物の典型。身長187cm、体重87kgの男が酔って激昂して台湾の空港審査官のヒザを蹴り骨折させるほどの重傷を負わせた。そりゃこんな大柄な男の蹴りでは相手は骨折する。小柄だから大柄だからといった話ではないとはいえ、187cmの自分が暴力を振るえばどうなるのかを58歳に至る今の今まで分かっていなかったのかとそこも疑っている。なぜなら酔っていたとしても「人は咄嗟に暴力は振るえない」からだ。相手は仕事として対応している審査官なのだ。そんな相手を蹴るなんてことをできる人物には暴力の常習性を感じる。この俳優、この歳までデカい自分に酔って暴力を振りかざす最低最悪なヤロウと化していた可能性が大いにある。蹴られた場所がヒザなので後遺症も心配だ。まったくもって怪我をされた審査官の方ならびにご迷惑をおかけした台湾の人々には申し訳ないとしか言いようがない。
飲んで暴れるようなヤツほど酒のせいだと言い訳にするものだが、そんな言い訳は被害者には通じない。酔っていようがいまいが被害者は骨折しているのだ。基本、酒に甘えているということだ。こういう自分に甘いヤツは酒を飲んではダメだ。
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