先日、ちょうどミジ妻、キパ子、キピッチと我が家の普段の言動は置いておいて性別的に女性な面々が居間でテレビを見ているところに帰宅して見たのが世間でほんの少し話題になっている道端アンジェリカさんの結婚相手には年収5,000万円以上を求めるという対談シーン。彼女の発言をミジンコは確かに聞いているというのにスルーしたことを不審に思った我が家のオナゴたちが一斉に「今、絶対ムッとしてる!」とやんややんやのお祭り騒ぎさ、あーめでたい!
その道端さん家のアンジェリカさんの発言詳細はこちら→
道端アンジェリカ、結婚相手の年収に「5000万は欲しい」 強気発言の源は姉へのコンプレックス?(キャリネコ)
まぁ、確かに年収5,000万となると経済大国日本でも相当に限られた割合でしか存在しない個人所得ではあるが、相手の条件にどんなことを言うのもこの国では自由だ。むしろ、このくらい言ったほうが夢があって良いじゃないかーはっはっはっは・・・・・はぁ・・・・・。
結婚相手が見つかるかどうかは別として、相手の年収1億円を求めようが10億円を求めようがそれは個人の勝手でしょってな話で、むしろその条件どおりに結婚を実現したらそれはそれで計画性と実行力があるなとは思う。但し、言うまでもないことだが、お金では買えない部分の条件、つまり相手の人間性や容姿、また結婚後の人生設計など全て納得づくの結婚で更に相手の年収設定を非常に少ない割合のゾーンに括ってしまうと相手が見つかる可能性が非常に低くなる。もちろん、これは設定している側、つまり今回の道端発言の場合は道端アンジェリカさんその人が有する条件、状態によって大きく左右される。
直球で言ってしまえば容姿は最大の要素だろう。ここを否定しても仕方がない。美人、ブサイクなどという単純な括りだけではなく、結婚ともなるとただ美しいだけではなかなかに厳しい。そりゃ美人に越したことはないのであろうが、数十年もの共同生活を想定すると明らかに好みの容姿を結婚相手に求めることは人情というものだ。例えば当ブログの管理人ミジンコ(大してモテたこともないおっさん)が自分のことを棚に上げて言うと、世間一般に美女と呼ばれている女性たちが苦手なときがある。これは男のアルアルだとは思うのだが、ミス・ユニバースを目指している女性たちのような(本当のところは分からないが)外国人にはウケるような顔立ち・体型の女性たちをブサイクとは思わないが、同居人としては先ず考えられない。たぶん、自分の場合は顔・体型ともにガッシリしたタイプが苦手なのだ。仕事のときにはまったく気にしないが、「同居」ともなると厳しい。例えが難しいが身長が高い人が苦手なわけでもない。なにしろ当ブログ公式美女は高身長のアン・ハサウェイ様なのである。山本美月も高身長だが苦手ではない。エビちゃんも苦手ではない。カニちゃんも苦手ではない。ヤシガニちゃんも苦手ではない。そんなのいねーよ。
そんなわけで、美人と大きな括りでは千差万別の容姿があるわけなのだが、「好み」という条件を更に付け加えるとかなり合致する人は絞られる。つまり道端アンジェリカさんは世間一般の共通評価として美人であり、百歩譲ってもブスというには無理があると当ブログは考える。話はそれるがネットでよく見かける美女の代表格のような女優やモデルに対して「ブス」とか「劣化」と評する書き込みを数多の数見かけるが、そういう書き込みを見るたびに「嘘だろ!?本気か!?」と一部とはいえ、ブートジョロキアよりも激辛な美女評論家たちの鑑定眼に口からエクトプラズムを放出している。そういう人たちは、もう美の女神が降臨しても「ブス!」とか言いそうだ。ん?ちょっとその瞬間を見てみたい気もする。
美女の定義には幅があるとはいえ、ある程度整った顔立ちの女性たちは美女という共通認識にはなるものの、ことが結婚相手ともなると、そこから更に男性の好みによって更に限定的になるということだ。あまりにも例えば広告に選ぶモデルや女優さんなどはその商品イメージに沿った美人を起用するわけなのだが、目ヂカラが強いといわれるような眼光するどいシュっとした感じの女性が適任な商品やサービスがあるかと思えば、柔和な感じで攻撃性をまったく感じさせない女性の方が適任な広告もある。両方とも事務所と契約しているような女優さんやモデルさんたちが起用されるわけで、そりゃ彼女たちは誰が見たって美人の範疇に入っているとは思うのだが、それでもその見た目だけで起用されるか否かが決まるときがある。広告でも美人しかいない中でも選別が起きるのだ。ミジンコが手掛ける広告などでよく探す対象は「女性に好かれている女性」だ。これが結構難しい。なにしろ美人だと女性に嫌われるのだから!(苦笑)美人であれば人生イージーモードかといえば決してそうでもないのだ。美人であることが職業条件のひとつとなっている仕事に就いていること自体が修羅の道だ。なにしろそういう美人たちは美人たちと競争しているわけでそれはそれで精神的に疲弊する。例えるならば、プロ野球で戦力外通告を受けた選手は挫折感を味わうわけだが、そもそも学生時代に野球を辞めた人たちは戦力外通告を経験しないということ。仕事で美人もこれほど大変。ましてや人生の伴侶に選ばれること、結婚相手になることの条件の唯一無二の武器が美人だからといってそれだけでは解決とはならない。そもそもたまにそれを知らない女性がいるような気もするが、男にも選ぶ権利はあるのだ。
キーワード検索みたいなものだ。「美女」というキーワードだけで結婚相手を選べる立場だというのならば、そりゃ例え年収5,000万円という条件を付けてもそれなりの数が抽出されることだろう。これが道端アンジェリカさんと同居して財産を共有したいとする男性ともなると数は絞られる。この抽出数の低減たるや相当なものだろう。実のお姉さんと同じように海外まで視野を広げないことには年収5,000万円で道端アンジェリカさんと結婚を決断できる男性と探しても簡単なこととはいかないことだろう。
さて、今まで述べていることに反するように聞こえるかもしれないが、相手に求める年収を提示することは悪いことではない。その方がむしろ提示した女性だけではなく、候補となる男性陣にとっての時間とエネルギーの節約となる。そういう意味ではむしろ道端アンジェリカさんがこういうことを公言することは自己のイメージダウンを受け入れつつも意外や意外かもしれないが実はなにも求めていないフリをしている女性たちよりも誠実かもしれない。そう、何も求めていないのならばまだしも「フリ」をしている人たちよりは、道端さんの手法はお互いの無駄を省いていると言える。例えば道端アンジェリカさんに好意を持っている男性がいたとしても、その彼が年収4,999万円ならば初めから諦めるべきなのだ。僅かな期待を抱いても無駄だ。なぜなら彼はどんなにイケメン・高身長、家事もこなしクルマの運転も上手で子供大好きな理想のパパになれるとしても年収5,000万円には届いていない4,999万円、残念ではあるが諦めるより他ないのだ。
ちなみにミジンコは道端アンジェリカさんと面識がないが彼女が2年ほど前に出演した番組をよく覚えている。基本なんでも覚える性質ではあるのだが、彼女の番組内での発言で言葉どおりにズッコケたので彼女が好きになったのだ。ここで言う好きとは、当ブログの映画コーナーを長年ご覧になっておられる読者の方々には通じるであろう「好き」だ。番組ではウズラ農家さんを取材していた。そのVTR後にスタジオの道端アンジェリカさんが一言「ウズラの卵ってなんの卵?」と疑問を呈していた。さて、なんの卵だろうか?凄く哲学的な答えを導き出さないとならないような気がした。スタジオで誰かディオ・ブランドーのスタンドである「ザ・ワールド」を使った感じがした。(※ ザ・ワールドの能力は時を数秒止める。)
皆さん、ウズラの卵とはなんぞや!?
その後、つい先日、日本テレビの「笑神様は突然に」に漫画家・蛭子さんと道端さんが彼女がオススメの都内のオシャレスポットを巡るという企画をやっていた。事あるごとに道端さんは「ニューヨークで~~~」と話して、ニューヨークで流行っているというカフェやスポーツジムを紹介していた。その途中で事件、いや事故というべきかそういうことが起きた。空気を読まないことにかけては天下一品の蛭子さんが道端さんの出身地を質問したのだ。残念ながらニューヨーク出身ではなかった。彼女は具体的な出身地名は答えていなかったがそれが意味するところは誰もが理解したようだった。恐るべき蛭子さん、まるでラピュタの中で躊躇なくバルスと言ってしまう人だ。ちなみに当ブログの管理人ミジンコはニューヨーク事情には精通していない。当ブログの常連さんたちは言わずもがなだろうが、ミジンコにとってニューヨーク、特にマンハッタンやクイーンズは東京よりも交通機関や道路事情に詳しいくらい長年親しんでいる街ではあるが、たぶん皆さんも同じ経験があると思われるが慣れた土地ほど行動パターンが定番化していく、街の他のことは把握していないという状況だ。東京の人が東京タワーに滅多に行かないと同様にして、自分の場合はニューヨークで何かできたりあったとしても「ついで」ではないと行かない。そういうわけで何が流行っているなんてことを把握できていないのだ。20年ちょっと前にいきなりローラーブレードを履く人が増えたなぁとか、冷凍食品に枝豆が当たり前に置かれるようになったなぁといったことは大体は生活の流れの中で実感できるのではあるが、正直いってNYの流行なんて何が何だか分からないというのが正直なところ。いつも日本の雑誌やテレビでニューヨークの情報を入手している次第。そういう訳でニューヨーク事情に詳しい道端アンジェリカさんを頼りにしている。
・・・・・おっと、道端アンジェリカさんが相手の年収5,000万円を求めるに足る素晴らしい女性であることを述べようとしたのだがなんとも弱い援護射撃となってしまった。記事タイトルはそのままにしておく。本当に相手に年収5,000万円を求めても構わないとは思っているからだ。
さて、年収5,000万円かどうかは分からないがいわゆる億万長者という部類に属している男性、但し今やそのほとんどが既婚ではあるのだが、そういう男性たちを何人、いや多分なのだが数十人は知っていると思う。ただ年収括りにすると自身がない。給料1ドルなんて者もおり、保有する株式などの資産を合算すると大金持ちなのだろうが、年収は会社で一番下なんて状況の創業CEOたちは今や珍しくないのだ。かく言うミジンコも無料(タダ)働きが日々の8割くらいになっているような気がする。年収で言えば勿論のこと5,000万円なんて夢のまた夢。但し、一人4,000万円はかかるような足長おじさん的なことを相当数実行しており、また寄付やら事前事業などで控除される金額たるや鼻血が出るほどある・・・・がクルマの1台も持っていやしねぇ、どーなっているんだ、この世界は!
ともかく、そういうお金持ちな友人たちもいるわけなのだけれど、彼等は結婚相手に何か条件を付けていたかというと全員が先ず間違いなく相手の年収設定はしていなかった。「そこじゃない」ということなのだろう。年収は億は超えていたかもしれないが後でスッカラカンになってしまった人々も数多く存じ上げている。諸事情あるとはいえ、大抵の場合はそれに離婚も伴っているようだ。ミジンコだっていつどうなるやも分からない。分からないとはいえ、なんとなく生きているような気はしている。ちなみにミジ妻の母、つまり義理の母は確か5~6回は喧嘩して別れては付き合い直すの繰り返し中に猛烈にミジ妻にミジンコを勧めていたらしいのだがその理由はミジンコは土木、溶接、運転手など全て免許取得してまで経験してから起業をしたことにあると言っていたらしい。つまり「食いっぱぐれはない」ということだそうな。会社が潰れても肉体労働で月収数十万円は稼ぐだろうから安心できるということらしい。自分の学歴とか各種IT関連技術だとか語学力だとかはまったく考慮されずにユンボを操縦できることが評価されたのだ。なんだろう、このせつなさは・・・・・。余談だが、最近、仕事の関係で多少ではあるがユンボやホイールローダーを久しぶりに操縦した。あくまでも余興のようなものだったが、操縦を結構カラダが覚えていて嬉しかった。
いろいろと話が迂回しながらも結婚相手への条件設定は大いに結構だとは考えている。ただし、確率統計の話になってしまうが、ほんの1条件を加えるだけでもその成功率(実現率)は格段に低下することは考えるべきだ。十中八九、自分の容姿に自信を持っている女性でさえ、そこに「年収5,000万円」と条件追加すると抽出される花婿候補は2桁3桁は低下することだろう。その年収設定の前に「相手の好みの容姿であるか?」、「性格」、「年齢」、「そもそもアナタの年収は?」といった花婿候補が問いかけて然るべき条件の数々がドーンと鎮座しているのだ。物凄い挑戦だ。そんな道端アンジェリカさんを応援せずにはいられない。最近だとヘビッシュと同じくらい気になった人だ。頑張れ、アンジェリーナ!ブラピも頑張れ!
[8回]
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