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「報道しない自由」という国内マスコミへの皮肉がだいぶ浸透してきた感がある。ネットがこれだけ普及するとネットでは当たり前に見る話題であってもテレビニュースや新聞などではまったく見ない話題に違和感を覚えた我々ごく普通の一般人としては「報道しない自由」は「報道の自由」よりも日々感じていることだ。

以前に海兵隊からの解雇撤回の書名運動を紹介したロバート・D・エルドリッヂ氏が沖縄地元メディアの「ミス・インフォメーション」について指摘している。当ブログではよく「ミスリード」と呼んでいる情報操作のひとつだ。氏の海兵隊除籍については今もってその決定は覆っていない。活動家たちに「まんまとやられた」というのが当ブログの率直な感想だ。東日本大震災での恩人であり、長年、日米の橋渡しに尽力してきた人物に対しての活動家たちの卑劣なやり方は許し難い。

そんな恩を仇で返されたエルドリッヂ氏ではあるが今もって日米友好に貢献されている。将来的には沖縄にて日米の交流を促進する為の研究センターを設立したいのだそうだ。「海兵隊をクビになって自由に発言・発信ができるようになりましたから、これで良かったのかもしれませんね。ある扉が閉まったとしても、新しい扉は常に開いていて、ありがたく思っています。」と述べているのだ。今もってあの罠のような氏の解雇までの経緯が日本人としてとても恥ずかしい。トモダチ作戦の立案・推進者に対してあんな騙まし討ちのようなことで職を奪うなんて人としてのラインを超えた卑怯な手口だ。

それでも悪いことばかりではない。氏が公開したコラムをYahoo!ニュースがニュースとして取り上げたのだ。沖縄メディアの「ミス・インフォメーション」―ロバート・D・エルドリッヂ(Yahoo!ニュース nippon.com)
一歩前進というと大袈裟だろうか?まぁ、半歩くらいは前進した感がある。少なくとも完封ではなく、Yahoo!ニュースは取り上げたのだ。

さて、エルドリッヂ氏が述べていることは簡潔明瞭だ。以下、氏のコラムより引用。

米海兵隊の人命救助表彰を報じなかった沖縄2紙

沖縄県北部の金武町で昨年12月23日、運転していた自転車から交通量の多い海岸道路に転落した沖縄の老紳士を救命した米海兵隊員を表彰する式が15年1月14日に開催され、私も出席した。キャンプ・ハンセンに向かっていた途中で、老人を救出、蘇生させた海兵隊3等軍曹のとっさの行動は勇敢であった。

式は短時間で、簡素にして威厳のある表彰式だった。司令官は、勇敢さについて歴史的、神話的のみならず、それがわれわれ人間にとって何を意味するかという文脈で語った。「ヒーローの行為とは普通の人が他人に対して普通でないことをしてあげるということです」と司令官は指摘して、現場を通った他の運転者がやらなかったことを軍曹が実行したことを賞賛した。

報道関係者も式に招待されたが、地元住民の命が米軍関係者の行動により救われたにもかかわらず、驚いたことに地元の新聞社2社とテレビ局は出席しなかった。 琉球新報、沖縄タイムスがともに参加しなかったことは非常に残念なことであった。

彼らは連絡を受けており、「命は宝」という沖縄人の言葉に同意するだろうから、救命行為を賞賛して取材する価値があったはずだ。



海兵隊員により沖縄県民の命が救われた件は沖縄の報道機関は総じてスルーした模様。いつものこととはいえ呆れ返る偏向メディア in 沖縄だ。

道路に投げ出された男性を救助し、そして蘇生措置まで施せたのは海兵隊員ならではの能力だろう。一般人では咄嗟の判断でそこまでできない。怪我人、ましてや死にかけている人に対して迷うことなく救命措置にあたることは難しい。嫌な話ではあるが救命とはいっても救助する側の責任を問うオオバカヤロウもこの世界にはいる上に血液などを浴びることによる二次被害も有り得る。道路上なのだ。オペ室でマスクや手袋をした状態とはわけが違う。実際、当ブログの管理人ミジンコも重傷者を救護する際に押さえつける役を何度もしたことがあるがパニックになった要救護者は時に予期せぬ暴れ方をして2次被害を招くことを何度も見た。救命する側の打撲傷なんてよくある話だ。誰が悪いというわけではないが救命措置とはそういうものだ。3等軍曹は迷わなかった。だから沖縄の男性は助かった。

エルドリッヂ氏が指摘しているのは海兵隊について前向きなニュースを意図的に報じようとしない沖縄メディアの偏向姿勢だ。沖縄のメディアは中立・公平、そして客観性を持って海兵隊についての報道を行うべきであるのに関わらず、海兵隊について視聴者や読者が好感を持つニュースは敢えて取り上げないようにしていることが透けて見えている。対して海兵隊、すなわち米軍が何らかの不祥事を起こすとまるで鬼の首を取ったかのように大事件として報じている。先日のヘリ着艦事故についても沖縄メディアだけではなく、国内メディアがまるでめでたいことが起きているかのように大々的に報じていた。自衛官も研修として参加していた特殊部隊による訓練なのだ。事故が起きるかもしれないギリギリの難しさで訓練をして有事に備えているわけで、その訓練中の事故を「危ない!」と報じる国内マスコミの馬鹿さ加減に閉口した。特殊部隊が危険ではない訓練のみ行っていると考えている人がいるのならば脳内がお花畑だ。

沖縄県民の命が海兵隊員によって救われたというのに沖縄地元メディアは式典に招待されていたにも関わらず出席せず取材もしなかったのだ。取材しなかったのだから当然のことながら記事にもしていない。思えば東日本大震災で何人もの日本人が救われた。海兵隊や海軍のヘリから運ばれる物資にはインスリンなども含まれていた。そして今回、海兵隊により救われた日本人が1名追加となった。沖縄のメディアは海兵隊を危険な集団のように取り上げて輸送機であるオスプレイさえも袋叩きにしているが海兵隊員が何人、いや何万人もの人名を直接救ったことについては触れない。以前にも触れたら沖縄に配属されたオスプレイのパイロットである大尉は東日本大震災の時にオスプレイが配備されていればもっと速く効果的に救助ができたのにと配備が震災後であったことを口惜しがっていた。そういうことにはエルドリッヂ氏の指摘のように沖縄メディアのミス・インフォメーションが適用される。まさに日本人が海兵隊や駐留米軍が好きになるきっかけはことごとく阻止するかのような姿勢だ。

自転車で走っていた老人が道路に転落した瞬間にそこに駆け出せるだろうか?海兵隊員といえども走行するクルマは怖いし、前述のように助ける側のリスクもある。そもそも外国人として地元の人を真っ先に助けようとする心が有難い。そういう海兵隊員がいるということを敢えて報道しない沖縄メディアにとっては県民の命についても状況によって重さが異なると白状しているようなものだ。

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またですか
以前にも似たような話があったことを思い出しググってみたらURL、交通事故の女子高生を救った話でしたか。彼女やその家族、友人たちもニュースにならない不自然さに気付くことが出来たでしょう。「報道しない自由」でいつまでも覆い隠せるものではない。気がついた時には「マスコミへの不信感」が覆い隠せないほどに膨れあがっているかも知れませんね。
りょみpapa| URL| 2015/08/24(Mon)20:34:53| 編集
「道案内」で記事にする沖タイ
「沖縄観光中、11歳の娘がクラゲに刺され病院に行くつもりが宜野湾市役所に着いてしまった台湾の家族を、同市市民課の職員が一般市民と協力して病院に送り届けた。その後、無事台湾に帰った家族から市役所にお礼の手紙が届いた」(詳しくはURL参照)というほのぼの記事は載せるが、海兵隊員が沖縄県民の命を救った話は載せない沖タイ。。。。


市役所職員と通りすがりの一般市民はGJだったし良いニュースだと思いますよ。
命に別状はないとはいえクラゲに刺されたお子さんは痛かったでしょうし、外国旅行中病院に行こうとして道に迷ったご家族の不安は大きかったでしょう、そこに助けの手を差しのべた3人は間違いなく素晴らしい行為でした。


でもこれ載せるなら海兵隊の人命救助の記事載せてよくね?
沖タイにとっては、台湾の少女のクラゲ被害の方が、県内在住の老紳士の命より大事なん?
りょみpapa| URL| 2015/08/28(Fri)17:33:29| 編集
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