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事の真相を慎重に調べたくて時間を要してしまった。当ブログでは普段皆さんに何かの活動や参加協力を要請するようなことは一切しない方針だ。「みんなで一緒に!」なんて活動には同意できないからだ。周囲の人々どころか日本中を巻き込んで「みんなで戦いましょー!」なんて運動にはアレルギー反応を起こしそうになる。何事も闘いたいならば自分ひとりで闘えばいいのだ。誰かを巻き込まなければ戦えない戦いならば始めなければ良い。いちいち自分以外の力を頼るほどに力がないのならば力を養い、蓄積していくべきであり、手っ取り早く「みんなの力で!」、つまり他力本願は甘ったれた安易な逃げだと考えている。政治主張にしろ、戦争にしろ、「みんなで!」と叫ぶアジテイター(扇動者)には気をつけるべきだ。そういうヤツこそ無責任で逃げ足が速いところを世界中で何度も見てきた。当ブログの管理人ミジンコは逃げ足というべきか、足は速いのではあるがその場で何も煽っていなかったのに最後の方まで残るタイプで結構有名らしい。そういう混沌とした状況下でニヤニヤ嬉しそうにしているところを何度も目撃されて「悪魔」「サタン」「猛獣(化物)使い」などおよそ人間の職業とは思えないような呼ばれ方をすることもあるが、単に自分の置かれた状況が悲惨だと笑ってしまう癖があるだけだ。軽くハリセンで叩かれたくらいではリアクションが取り辛いが、「押すなよ!」と言っているのに熱湯風呂に叩き落されるとリアクションが取りやすいのと同じだ。

そんな悪魔とホンモノの悪魔たちに呼ばれて憤慨することもあるのだが、とにかく何らかの運動だとか活動だとか戦闘だとかに周囲を巻き込むことを避けて生きている。当ブログにはそれこそゴマンと「何かできることはありますか?」から「協力します!」といったお申し出をいただくが何も求めない、頼まない、お返事もしない。失礼だと捉えられるのならばそれも仕方ない。要はここの管理人は「共闘」がヘドが出るほど嫌いなのだ。「共闘」、よく真っ赤っかな練習や左側にいすぎて自分たちの右側にいる人々が全員極右に見えてしまうような左翼系活動家たちなどが大好きな言葉だ。人を道連れ、巻き込み、はたまた盾や囮にして戦う戦術とでも言うべきか、共闘なんて都合の良い言葉に騙されてはいけない。実際は自分へのダメージを軽減する為に大勢集め、自分が後ろの方にいて様子を窺う、そんな卑怯なヤツが大好きな言葉が「共闘」だ。共になんて戦う気なんて言いだしっぺにはさらさらない。

こんなに長く書いたがまだまだ前フリだ。この記事を書くまで2週間ほど悩みに悩んだ。記事タイトルにあるように実質的には「ご署名のお願い」なのだ。署名を頼むようなブログではないし、ここの管理人が最も嫌う行為のひとつが署名だ。ここまで述べたようになんだかんだと「一緒に戦いましょー」だとか「共闘」を匂わせる署名という行為に物凄く抵抗がある。そして出来上がったのが今の記事タイトル「在沖縄米軍海兵隊のロバート・エルドリッジ博士の解雇撤回を望む署名運動が行われているのでご自分の意思で(以下略)」、長いので記事タイトルスペースの都合上(以下略)をした。本当は「ご自分の意思でご参加されるも無視するも全て皆さんの自由ですがどうしても伝えたいことがあるので記事にしました」だ。実は最初、今朝、書きかけの段階での記事タイトルは「在沖縄米軍海兵隊のロバート・エルドリッジ博士の解雇撤回を望むご署名のお願い」だった。ところが「お願い」は「お願いすることではない」という理由でやめた。「お願いすることではない」という理由を以下に示したい。

なんたることだ!ここまで批判してきた「共闘」という名の下に延々と人に迷惑をかけ日本に仇なす行為ばかりか、東日本大震災の恩人そのものである米海兵隊にまで仇なしてきた集団が日本の大恩人を卑劣な罠にかけてその職を追われるように仕向けたのだ。そしてその大恩人に対して恩を仇で返すようなことをしてはならないと署名活動が始まった。どうにも署名数が少ない。署名開始時よりも増加するスピードが若干上がってはいるものの、それでもまだまだ少ないと感じる。その数、現時点で3万5千程度なのだ。日本人1億2千万人が署名しても不思議ではない署名だ。

先ずは署名運動発起人が署名サイトに掲載している画像が以下のとおり。


何か起きているのかご存知ない方もおられることだろう。この2週間ほどなるべくニュース番組を見るようにして録画までしたが、このロバート・エルドリッジ氏の懲戒の件がニュースになっているところを見たことがない。またこの署名運動についてもニュースでは見たことがない。これについては普段のようにマスコミを批判するつもりはない。米軍の人事については例えば司令官クラスでもそうそう国内ニュースになることはないし、日本の国民としても米軍の人事についてまで網羅する余裕はないというのが実情だろう。また署名運動についても現時点でも3万数千件の署名ということで決して大きなムーブメントになっている署名活動とは言えず、今の規模の署名運動がニュースにならないことには、いつものマスコミの「報道しない自由」を疑うほどのことではないと考える。

それでも悲しい。せつない。そして恥ずかしい。この最後の「恥ずかしい」という感情に留意して以降の小生の嘆き駄文をご覧いただけるとこれ幸い。そう、しつこいようだが署名をお願いはしたくないのだ。それぞれご自身のお考えの下に署名とは行われるべきものであって、頼まれたからといった理由では絶対に署名なんてするものではない。頼まれたからではなく、「恥ずかしい」と感じたら次の行動は限られているし、そういうことが通じる人々が当ブログをご覧になっているはずだ。先に言ってしまうと「恩を仇で返す」と日本人が思われてしまうこと、また実際にそう思われてしまうような事態に陥っていることが、それこそもうどうしようもなく恥ずかしい。そういうことが今この日本で起きているのだ。

次に動画を。


海兵隊が日本政府よりもいかに迅速に被災地への支援活動に動いていたのかよく分かる動画だ。このトモダチ作戦の発案者であり、作戦が円滑に進むように日米のパイプ役としてご尽力くださったのがロバート・エルドリッジ氏だ。ヘリからの医療品や食料、衣類などをピストン輸送、その行動は自衛隊よりも早かった。動画を見れば一目瞭然だが、被災地で孤立した人々は最初は何が起きているのか把握していなかった。陸の孤島と化した被災地に米軍のヘリがいち早く駆けつけて大量の物資を届けてくれたのだ。しかも飛び立ってはまた戻りの繰り返しだ。

当時の揚陸艇の中の様子も動画で見られる。物資の隙間に海兵隊員たちという状況だ。物資を積めるだけ積んで屈強な海兵隊員たちには「我慢」を強いている。狭さと寒さと疲労、それでも海兵隊員たちは文句ひとつ言わずに被災地に到着したらすぐに瓦礫撤去などの重労働だ。仙台空港があっという間に復旧して被災地救援のハブ空港として機能できたのも海兵隊が瓦礫撤去を1日で成し遂げたからだ。まだ活動する余裕の無かった被災地域の自衛隊に代わって、米軍が被災地支援の陸海空のルート確保を行った。日本人でもなるべく福島原発から離れようとし、都内在住の人々がわざわざツイートなどで「いかに自分が福島原発から遠ざかったか」を報告している最中、海兵隊員たちは被曝のリスクを負うことを承知で被災地救援だ。逃げるのは勿論のこと自由であるし、実際に被曝を避けることは当然のことだ。そんな当然のことを踏まえた上で日本人ではなくアメリカの軍人たちが被災地に何をしてくれたのかを忘れてはならないということだ。

トモダチ作戦を考え実行に移してくれた日本の恩人が窮地に立たされている。

以降は署名運動ページに掲載されている。英・和文による「在沖縄米軍海兵隊のロバート・エルドリッジ博士の解雇を撤回して下さい。」と要望する理由。宛先はバラク・オバマ米大統領とキャロライン・ケネディ駐日大使だ。ここに事件の詳細が書かれている。



Many Japanese people heard the news, with disquieting and troubled hearts, that Dr. Robert Eldridge may be dismissed from his position as a deputy assistant chief of staff, G7, over the release of on-base surveillance video taken at a northern U.S. military base in Okinawa, just because he did not get the permission for the release beforehand.


多くの日本人が沖縄北部にあるアメリカ基地内で撮影された監視ビデオを公開したということで、エルドリッジ博士が政務外交部次長の職を解雇されるというニュースを非常に沈痛な気持ちで聞きました。それも解雇理由はビデオ公開の事前許可を得なかったからだとのことだけです。


It all started when two Japanese men were arrested by base security guards at Camp Schwab for crossing its boundary line during a protest on Feb 22. One of them is Hiroji Yamashiro, an activist and a head of a so-called peace movement organization. They were later released; however, two major Okinawan newspapers, the Okinawa Times and Ryukyu Shinpo, misled the public claiming that the arrests were illegal and stated that the security guards dragged them into the base to detain them.

一連の出来事は二人の日本人が2月22日、抗議中に基地境界線を越えてシュワブ基地の警備員に逮捕されたことに端を発しています。二人の内の一人は山城博治で、平和運動と称する団体の活動家でありその長です。この二人はそのあと釈放されましたが、沖縄の二大新聞であるところの沖縄タイムズと琉球新報はこの二人は警備員に基地内に引きずり込まれて拘束されたもので、違法逮捕であるという誤報を流しました。

The claim by these two newspapers was taken at face value by a member of the Communist Party and he addressed the incident at the Diet meeting accusing the US and Japanese governments of engaging in the unlawful suppression of innocent civilians. The decision to release the video by Dr. Eldridge was simply to show what exactly happened and protect the honor of the Japanese government and the US military that the action of the security guards was indeed lawful and there was no suppression of civilians.

この二大新聞社による誤報は一共産党員によって真実と受け止められ、彼は国会の場にこの事件を持ち出し、アメリカと日本政府は無実の国民を不法に抑 圧していると非難しました。エルドリッジ博士がビデオ公開を決心したのは、正確に何があったのかを示すことによって、警備員の行動は法に則ったもので抑圧 などはないということを証明して日本とアメリカ軍の名誉を守ることにありました。

On the other hand, the activities conducted by the above-mentioned peace movement organization are nothing but unlawful. They are anti-U.S. base activists and their illegal activities include such actions as flying kites and balloons to obstruct the flying of Osprey, to deface the base fences by putting different objects or banners on them, to slander American military personnel and aggressively protest against them, etc.

その一方、上記の平和団体なる組織が行っていることは違法以外の何物でもありません。彼らは反米基地活動家であり、オスプレイの飛行を阻止するために凧や風船を飛ばしたり、米軍基地のフェンスを汚したり、アメリカ軍人に対しては誹謗悪口を浴びせています。

Dr. Eldridge was the original proposer of utilizing U.S. forces in a large-scale natural disaster in Japan, which was first carried out and called the “Tomodachi Operation” after the Tohoku Earthquake four years ago. Also, his fluent language skill helped greatly to better communication between Japanese defense forces and U.S. servicemen and servicewomen when they reconstructed the Sendai Airport shortly after the disaster. He has been promoting better relationships between Japan and the U.S. through his line of duty and many other occasions. Thus, he is highly respected by many Japanese. His dismissal under the current critical circumstances in Okinawa is not only a great loss but also detrimental to the relationship between the two nations. His dismissal is what those anti-U.S. base activists want and doesn't serve anything but their anti-U.S. purpose. We would sincerely appreciate it if you would reconsider his dismissal. We, Japanese, need him to have better understanding of the two nations, which is the utmost necessity for the security of the Asian Region.


エルドリッジ博士は日本での大規模自然災害において米軍を活用することを発案し、それは4年前の東北震災のあと「トモダチ作戦」と呼ばれて 初めて実行されました。また、博士の流暢な言語力は災害の後の仙台空港の復興の時に自衛隊と米軍人との間の意思の疎通に多大なる貢献をしました。博士は職務や種々の機会を通して、日本とアメリカとの関係を推進するために尽力されてきました。こうしたことから、博士は多くの日本人に尊敬され ています。博士の解雇は現在の沖縄の危機的状況を鑑みたとき、二国間関係にとって非常な損失であるのみか悪害をもたらす行為とも言えます。それは、博士の 解雇は反米基地活動家が望むことであり、彼らの反米目的を利するものだからです。こうしたことから、博士の解雇が撤回されることを切に望みます。我々日本人は二国間のよりよい理解のために博士を必要としていますし、そうした理解がアジア地域の安全には非常に必要なものであると思います。



最後まで読んでから、署名サイト ←こちらにジャンプするもしないもご自身のご判断で宜しくお願いいたします。しつこいようだが「署名してください!」とは言わないが、このままでは日本人は恥ずかしくないだろうか?ということなのだ。

かなり長くなったが、まだ言うべきことがある。実はこの記事を公開するまでに時間を要したのはいくつも理由がある。現時点での本当のところを正直に述べたい。署名サイト発起人などの詳細を掴んでいない。怪しいと言うつもりもないが、署名サイト発起人や支持者たちの何が本心なのかは掴み切れていないということ。そんなことは大抵の署名がそういうものなのだが事実は事実として述べておきたい。

更に署名運動ではロバート・エルドリッジ氏の解雇と幾度も述べられているが当ブログの管理人が問い合わせ、調べた限りでは現時点で解雇なのかどうかは把握できていない。懲戒処分があったことは確認済み。ロバート・エルドリッジ氏が休暇を申請し受理されており、現在も休暇中扱いのようだ。ロバート・エルドリッジ氏との連絡はつかない。また海兵隊は人事の詳細をマスコミにも公表していない、またその義務もない。

ロバート・エルドリッジ氏ほどのキャリアと見識を有する人物ならば海兵隊を去ったとしても引く手数多だろう。大学機関や企業、例えば大手民間軍事会社では幹部として高年棒も約束されることだろう。また政治家への道もあるかもしれない。そういう優秀かつ人望厚い人物だ。だからといって今回のようなまるで氏を罠にハメるようなことが行われて、それをみすみす受け入れて良いものだろうか?日本の恩人がこんなかたちで日本を去るようなことは断じてあってはならない。ロバート・エルドリッジ氏が海兵隊を去るときは名誉除隊しか有り得ない。

当ブログの常連さんたちには言わずもがなであろうが、当ブログの管理人は署名だけでこの件を済ませるつもりはない。日本の恩人がこんな目に遭っていて黙っていられない。また今回の件での卑劣な活動家たちや沖縄タイムズ、琉球新報の二紙への怒りを収めることはないだろう。

以上、長々と失礼をば・・・・・って、こんなにアタマにきて恥ずかしい話、そうはないって!!!

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ほほう
「引きずり込まれて不当に拘束された」と主張したのに自分でスタスタ立ち入った映像を公開されてねえどんな気持ち?と、小一時間問い詰めてやりたいw

事件もロバート・エルドリッチ氏のお名前も存じ上げなかったのですが、嘘つき活動家を黙らせるのと引き換えにするにはあまりに惜しい人材かと。元海保の一色正春氏の件を思い出しました。
りょみpapa| | 2015/04/02(Thu)13:00:26| 編集
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詳しくはプロフィールをご覧くだされ。
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