CGだとむしろこんな光景は嘘みたいなので作らないほど。生中継を見ていたけれど、着陸というよりかはローターを浮き上がらない程度に回し続けて病院の屋上に負荷をなるべくかけないようにして被災者が機内に運ばれるまでじっと待つヘリコプター(UH60J)。
普段、ヘリから変わった降り方をしているミジンコにはわかる。このヘリの操縦士とサポートする副操縦士の技術は尋常じゃないレベルの高さ。並のパイロットならばそもそもあそこに着陸できるとは判断しない。
凄いな自衛隊。こういうことができるパイロットを育てているとは!
ちょっと前まで日本の官房長官という立場のおっさんが自衛隊を暴力装置などと呼んでいたが、あのおっさんは今なにを思うのだろうか・・・・。
救援するための技術をここまで昇華させる自衛隊は世界最高峰の救援技術を有する日本人の誇りだ。
UH60Jの解説(航空自衛隊)
救難ヘリコプターUH-60Jは、米国の救難専用ヘリコプターHH-60Aの航空自衛隊向け改造機。赤外線暗視装置、気象レーダーや精密な慣性航法装置を搭載しているほか、航続距離が長いので救難可能区域も広く、ほぼ防空識別圏内をカバー、遭難者を生存可能時間内に救助できる区域が広がる、などの特徴を持っています。また1軸回転翼を採用したため操縦性も向上しました。昭和63年度に3機の調達が開始され、最終的には40機取得の予定です。
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