小沢一郎の愛弟子である石川知裕に勝ったことが大きい。国政選挙に対して敵討ちだとかそんなことを言うつもりは無かったけれど、この選挙区で前回の故・中川元財務大臣が敗れたことがどうしても納得がいかなかった。選挙区で有権者に媚びないと国に必要な政治家を国政に送れない、そんな選挙なんてクソ食らえだと当時思った。
中川郁子候補が雪の北海道で土下座をする映像を見て、この土地では今だにこんなことをしないと当選できないのかと唖然とした。土下座をやる候補者も問題だし、それを受け入れる土地もどうかしていると思う。土下座をせずにはいられないほど切羽詰まっていたのは理解できるがもう中川(もうすぐ)議員には2度とそんな選挙戦はやらないで欲しいと切に願う。
この民主党に苦しめられ続けた3年数ヶ月を思うに、どうしても勝って欲しい選挙区がこの北海道11区だった。衆愚政治を体現していたような選挙区だと感じていたからだ。故・中川昭一なる経済のエキスパートを落としてしまった前回の選挙はあまりにも有権者が民主党の詐欺同然のマニフェストに踊らされていた。この選挙区で石川知裕にノー!が出たことは大きい。良かった。本当に良かった。
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