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尾木直樹氏が安保法案の可決について「あれが『可決なんて』と絶句しました!」と述べ、そして子どもには見せられないなと思いました!!」と自身のブログで批判した。驚いたことにあの国会での民主党とはじめとする野党の大暴れを見ても教育評論家として与党が悪いと捉えているようなのだ。この人は本当に今まで教育だとかいじめ問題だとかに真剣に取り組んできたのだろうか?どういう事情があろうとも多数決を少数意見で覆すことは教育上も良いことではないし、そもそも「暴れた者勝ち」を認めるかのような尾木氏の発言はとても教育に携わる者のそれではない。詳しくは→ 尾木ママ嘆く 安保法案の強行採決(デイリースポーツオンライン)

今回の安保法案の決議の過程、そしてかかった膨大な時間を考えてもマスコミや野党、また国会前のドンチャン騒ぎに加わったデモ参加者たちなどとかく「強行採決」という言葉を使うが、実際には強行的なものではなく、単に聞く気がない者たち、理解する気がない者たちにはいくら丁寧に説明したところでいつまで経っても納得はしないのだから永久に「強行」だと捉えられているに過ぎない。強行と言えばさも横暴で独裁的なことが行われているかのようなイメージを広げられるのだろうが、民主的な選挙が行われ、多数の議席を獲得した今の政権与党が最大数であった有権者の声、すなわち世論を反映する法案を提出して可決したということだ。これほど民主的なプロセスがあるだろうか?これを強行だとか独裁だとか批判している者たちのほうがよほど議会制民主主義を侮辱している。むしろ議会での多数派がいつまで経っても推進する法案を通すことができずにノイジー・マイノリティーに法律制定を妨害され続けるのであればそれこそが民主主義の破綻だ。

少数がどんなに騒いだところで多数の意見が尊重される。それが多数決の論理であり民主主義だ。自分の意見が正しいという信念があるのならば先ずは周囲の人々に自分の意見を誠実に伝え、聞く耳を持ってくれない人々がいたとしてもそれもその人々の自由な意思だと捉えること、そういう民主主義の根底に流れる「人の意思を尊重すること」を教えていくことが教育だ。自分と異なるからといって間違っているとは限らない。自分と考え方が違うからといってその人は敵ではない。そういう人として備えるべき節度を教育の過程で学んでいくはずだ。ところが
尾木直樹氏は議会で暴れた者たちのことは見なかったことにして政権与党だけを断罪している。こんなに不公平な判断をする人物が教育を評論しているとは笑止千万だ。

嫌味に捉えられると不本意だが本心から尾木氏の見解で疑問がある。どこをどう見たらあの安保法案可決までの野党議員たちの暴力行為や遅延行為よりも政権与党の方が悪く見えたのだろうか?なんの事情も分からずに数々の映像を見るだけでも非は暴れた側、国会侮辱とも言える遅延行為を行っていた者たちにあることは明らかだろう。セクハラ冤罪を助長するかのようなくだらない野党女性議員たちによるセクハラ作戦による委員長の入室妨害、委員長の机に乗っかり恫喝する野党議員たち、あの有名な小西議員の委員長目がけてのダイブ、数々の時間稼ぎの為の長い長過ぎる野党議員たちの演説、それら全てが民主主義を否定する行為だった。そういう一連の妨害行為を見ても何も言わずに安保法案を通そうとする側が悪いとする尾木氏の判断力はまともではない。

教育とはルールを守ることから始まるのではないだろうか?自分たちの思い通りにならないからといって騒いで暴力に及ぶことが正しいはずがない。尾木氏はあの国会を見てあんな野党議員たちの姿は子供が見ても大丈夫だと判断して、採決までのプロセスを我慢強く進行した与党といくつかの安保賛成派野党が間違っていると本気で考えているのだろうか?可決の様子を見て絶句したという尾木氏。こんなにルール無用を容認する教育評論家がいることに当ブログは絶句しそうだ。

そもそも評論家や専門家と自称する人物たちは自分たちの思想や政治的な考え方とは別に事実は事実として分析、解析することが最低限併せ持つべき倫理観というものだ。単に感情的になり、実際に言うべきことではなくただの願望を伝えるだけならばそれは専門家とは言えない。教育という見地に於いては間違いなく暴力や迷惑行為を行った方が批判されるべきだ。多数決を少数派が強引な手法で台無しにしようとする行為も教育の中では断じて認められる行為ではないはずだ。尾木氏が今後も教育分野での評論家を名乗ることには相当な疑問が残る。尾木氏が有する歪んだ公平性が教育の場で広がることは教育を受ける側、すなわち生徒たちの不利益になるからだ。間違った公平性のまま社会に出ても「ただの我が儘な馬鹿」として扱われる。無理を通しても道理は引っ込まない。多数決も少数派が暴れたところで覆らない。それを教えることこそが教育だ。

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えっ(・д・ = ・д・)?
彼が、教育評論家?

あ、そっかー、一応ご本人はそう名乗っていましたっけね。

この方の最近の言動を見ていると過去の肩書きを生かして教育評論っぽいことを言っているだけの芸人さんかと、すっかり。

私の位置づけでは「男版デヴィ夫人」。世間受けしそうなネタに噛み付いて、世の中の鬱憤晴らしで喝采を浴びる無責任さ。マトモな事も言うけど、正直あんまり響かない。特に専門外のことに首突っ込む場面では勘違い、見当違いも著しい。「子どもたちの教育に宜しくない」と枕詞をつければ教育評論家を名乗る門外漢が政治だろうが事件だろうが何にでも噛み付いていいのかと。


そもそも、公聴会でのSEALDs奥田氏を「民主主義の体現者」と絶賛した尾木氏ですぜ?
前回衆院選の大きな争点だった「集団的自衛権」を「寝耳に水」と放言する、国政選挙の初歩も理解できてない大学生が「民主主義の体現者」とか、いったい何の冗談かとw 
りょみpapa| | 2015/09/20(Sun)22:16:28| 編集
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