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自民党は14日、国際情報検討委員会(原田義昭委員長)などの合同会議を党本部で開き、慰安婦問題や南京事件などで史実と異なる情報が海外で広まっている現状を踏まえ、日本の立場を正確に発信する新型「国際放送」の創設を検討する方針を確認した。中国や韓国などの情報戦略を分析、在外公館による情報発信の拡充についても議論し、今年の通常国会会期内に結論を出すことにしている。
会議で原田氏は「どういう形で相手国に情報が伝わるかにも目配りしながら、正しいことをきちんと発信していくことが大事だ」と述べ、「攻めの情報発信」の意義を訴えた。
英語による海外への国際放送は現在、「NHKワールドTV」がある。しかし、検討委は「従来の枠内では報道の自由など基本的な制約が多いため、今日の事態に十分対応できない」として、新型「国際放送」の創設を挙げた。
昨年11月に北京で開かれた日中首脳会談直前の日中両政府の合意文書に関し、中国側が「意訳」した英訳文を日本側より早く公表し、外国メディアに引用されたケースもあった。検討委は、外交文書や論文を外国語で迅速に発信するよう政府に求める方針だ。
ソース元: 産経ニュース
日本政府の姿勢を歪曲させることなく海外に英語や中国語などの外国語で伝える放送局は必要だ。「日本政府の姿勢を歪曲させることなく」と言わなければならないほど現状の日本の放送局は一応は公共放送局を謳っているNHKでさえ信用が置けない。日本のマスコミの特殊性は異様であり、なぜか日本という国自体のディスカウントに躍起になるのだ。せめて事実を基にして海外に発信しているのならばまだそれもジャーナリズムだと理解できるが、朝日新聞の従軍慰安婦強制連行捏造記事など、事あるごとに事実無根のことを取り上げては「ね!日本って酷いでしょ!」と大声で叫ぶのだから始末が悪い。「あることないこと」どころか「ないことないこと」尽くしでも日本が非常に悪質なことをやっていると吹聴する国内のほとんどのマスコミはいわば日本人の敵と化している。この現状を何とかしないことにはならないと常々考えていたので自民党の今回の検討案は良い手を打ったと感じた。新しい国際放送を創設する、この既存の放送局の改革ではなく、新規で創設するという考えは妙案だ。
本来は「情報は出した者勝ち」であってはならないのだ。先に情報を出したところでその情報が正確ではないのならば後からの訂正があって然るべきだ。ところが日本について出される日本ディスカウントに躍起な中国や韓国、そしてそれらの国々の傀儡組織かと見紛うほど徹底した偏向報道を続ける国内マスコミの多くは出した情報が間違っていても事実無根でも謝罪どころか訂正すらしない。従軍慰安婦強制連行についての一連の記事について新聞社の社長が当初は謝罪すらも拒否していた始末だ。韓国系市民団体は延々と海外に従軍慰安婦増設置を進めているが、その像の台座には今も20万人もの強制連行があったと刻まれたままだ。こういった卑劣なやり方は、事実はどうでも良くて日本の評判が悪くなれば良しとする姿勢が明らかだ。そしてそういう日本ディスカウントに役立ついい加減な情報を垂れ流しているのがあろうことか日本のマスコミだ。日本にあって日本を蝕む病巣が日本のマスコミだ。
日本人の多くはオスプレイに敵対心を見せていたわけでもないのにマスコミが勝手にありもしない日本の世論を捏造して海外に発信する。ほんの数十人のデモをまるで日本の世論のように取り上げてオスプレイをまるで悪魔のように伝えている。安倍政権がまるで軍国主義に走っているかのように報道する。実際、安倍政権は世界各国の政府を軍国化というテーマで比較したらまったくもって穏健なもので、自国海域にサンゴ密漁船が大挙しても1隻も撃沈しなかった(嫌味も含めて)平和主義だ。普段、安倍政権を軍事独裁政権のように取り上げているマスコミ各社は中国の密漁船に1発の弾丸も撃ち込まず威嚇発砲すらしなかった安倍政権については海外に発信しない。本当の日本の姿を発信する国際放送は必要だ。
また、この国際放送で日本文化を発信することも日本に利することになるだろう。海外には誤った日本文化がだいぶ広まっている。それが趣味の領域ならば自由にどうぞってことになるのだが、例えば日本食レストランや漫画やアニメなど、大きな利権が発生している日本文化の劣悪なコピーが世界で横行している。品質最悪な鮨、まるまる日本のものを模倣しただけではなくクオリティーが下がった漫画やアニメなど、本来のジャパン・クオリティーとはかけ離れた最悪なものが「これが日本だ!」として広まってしまい、日本とはまったく関係のない外国人たち、しかも普段は日本について敬意どころか罵詈雑言の韓国人や中国人たちの懐を暖かくしている。せめて普段から日本が大好きだと言ってくれている外国人たちがちょっとおかしな日本文化を愛でているというのならば苦笑しつつも認めてあげたくなるものなのだが、普段から日本にこれでもかというほど誹謗の限りを尽くしている中国人や韓国人がどの面下げて日本をウリにして儲けているのかと呆れる日々だ。自分ならば嫌いな国や嫌いな国の文化を掲げて商売をやるなんて死んでも嫌だが、中国・韓国人のそこらへんの神経の図太さというかプライドの無さだけは凄いとは感じている。ここで言った「凄い」というのはゴキブリのトリビアで知る「生命力の強さ」に対して感じるものと似ている。凄いんだけれど自分はこうはなりたくないといった凄さだ。
実際、政府の姿勢を正しく伝える国際放送は遅すぎたくらいだ。日本は世界をリードする先進国であり、世界屈指の経済大国なのだ。技術力や経済力だけではなく、日本食や日本文化は世界に伝われば伝わるほど人気を博している。そんな世界から注目される国家として、別にどこぞの近隣の恥知らず国家たちのように必要以上に自画自賛する必要はないが、事実は事実として世界に伝えるべきことは山ほどある。できれば将来的には国際放送だけではなく、国営放送の創設も望んでいる。NHKの放送姿勢では国営放送局になれるほどの改革は遥か遠い。6564億円もの巨額な予算に職員の平均年収1750万円という放漫経営体質のNHKの改革を進めるよりも、ばっさりと同局のまるで税徴収のような料金徴収のやり方を禁止して民放化してもらい、余った6564億円で新たに国営放送を創設して正確な政府方針を国民に伝えるべきだ。