確かに便利過ぎる世の中に慣れてしまっていたので、かなりの割合のお店が臨時休業であったり、街の灯りが大幅に減っていたり、電車でギューギュー詰めにされたりと色々と大変なところはあるけれど、我慢できないといったほどのことではない。
今回の計画停電の範囲での最大発電量が約3300万kwとか。つまり、皆で協力して節電していき3300万kwを超えないようにしていけば、計画停電自体をしないで済むようになるとのこと。これはやらない手はない。
3時間程度とはいえ、医療機関、信号、通信インフラを支える施設などの電気を止めるような事態を招くよりも、夜の灯りが寂しくなっても、電車の本数が減って混雑具合が増そうとも、それでも停電よりもずっと良いと思う。
ああ、そういえばアフリカの空は星がいっぱいなんだった。南半球だからという理由だけではなく、人工の灯りがない場所では夜空が鮮明に見えるからだ。プロジェクターで投影したプレゼン資料は会議室の灯りを落とした時の方が見やすいのと同じこと・・・・・だよね?
今の内が毎晩夜空を楽しめるチャンスかもしれない。わかったか!都会っ子たち!・・・・わー、俺もだー!ヽ(°▽、°)ノ
満員電車を楽しむというのはなかなか難しいことだろう。では、その辛い満員電車を耐える時間を減らす策として徒歩通勤、徒歩通学の区間を作るってのはどうだろう?目的地の1つ前で降りるというのはダイエットなどでもよく推奨されることだが、ミジンコは区間の長さにもよるだろうけれど大体3駅分くらいを歩いてみることをオススメする。早歩きで45分から1時間、JR中央線だと3駅分くらいを歩ける。
じつはこのちょっと長めのウォーキング、健康のためだけじゃない。ある意味、健康の追求よりももっと面白い趣味になるかもしれない。普通の道、いわゆる、なんてことない小道や地元ではない商店街、そんな道を歩くと色々な発見があるのだ。それがとても楽しい。ミジンコは国内というよりは海外が多いけれど、とにかく面白い光景を探しては写真に撮っている。しかも道というやつは、早朝、朝、昼、夕方、夜、深夜と全く別の顔を見せる。これも楽しい!同じ道でも何度でも楽しめるのだ。
元々、職業ドライバーだったこともあるので都内の幹線道路など有名な道はそれなりに把握していて、会社代表になってからの数年のクルマ通勤はどこを走ってもマンネリ感があったのだけれど、徒歩にしてみたら物凄い新鮮だった。普段、クルマや電車で見かけた小道を歩いてみると発見、発見、また発見。面白い看板やら、斬新のデザインの建物やら、あるわあるわ、歩いていて全然飽きないのだ。
それに会社代表になってから一人になる時間が結構貴重であり、徒歩で移動している時間は結構考えをまとめる時間として貴重でもある。電車に乗っているときよりも歩いているときの方が良いアイデアが出ると思う。単純に歩いている時間が尋常じゃないのでそうなっているだけ?(-_-;)
この日本という国にいると、とても便利だし、人は親切だし、治安はすこぶる良いし、本当にこういう世の中になれてしまって、いや慣れること自体は悪いことだとは思わないけれど。
ともかくその今ちょっとだけ感じている「不便」を「不便」ではなくて「今まで便利でいてくれて有難う」くらいの気持ちでその便利さにちょっと休憩を取ってもらうのも悪くはないんじゃないかなぁと思い記事にした次第。
ウォーキングおすすめ!
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